「輝く今日を見つめて」2014.3.10

「50歳からの食 脳より賢い腸に従え」
50歳を過ぎたら、炭水化物は食べない方が良い。免疫学者の藤田紘一郎氏は50歳以降の健康法の一つとして主張する。人間が体を動かす為のエンジンは2種類あり、30~40代と50歳以降ではメーンエンジンが切り替わる。同時に食生活を替えなければならず、ポイントは「腸をいたわる」ことだという。
「腸は第2の脳」と呼ばれるが「腸は脳よりずっと賢い」と藤田氏。腸は若さを保ち、病気を防いでくれる。炭水化物の摂取は30~40代には大事だが、50歳以降は逆に腸にダメージを与える。
分かっているけどつい食べてしまうのは、脳が「食べろ」と間違った命令を下すからだという。
腸内細菌は消化や免疫の働きを高めるが、現代人の腸内細菌は激減。40~50代男性では戦前の3分の1に。藤田氏は言う。「脳の指令は無視して、賢い腸をいたわり、その命令に従うことが、健康と幸せを実現する早道だ。