「輝く今日を見つめて」2014.5.1

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「俺たちは皆サルだ」
サッカー界に拡がるバナナの輪…選手たちがアウヴェスの行動に賛同
バルセロナに所属するブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスが、27日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節のビジャレアル戦の試合中に、観客からバナナを投げ込まれて人種差別行為を受けたが、それに対しバナナを食べて対抗していた。その行動が人種差別反対のメッセージとして、ブラジル代表FWネイマ―ルをはじめ、選手達の間に広がっている。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
 イングランドからは、マンチェスター・C所属のアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが自身のツイッター上に、「僕たちは平等だ」とのコメントと共に、バナナを食べている写真を掲載した。リヴァプール所属のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスと共に自身のツイッターに、「僕たちは皆同じ」とコメントし写真を挙げている。またチェルシーに所属するブラジル代表DFダヴィド・ルイスが、自身のインスタグラムで同代表のMFオスカルとMFウィリアンと一緒に、人種差別反対の動画を掲載している。
 イタリアからは、ミランに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、自身のインスタグラムで写真と共に、「俺たちは皆サル。人種差別反対」とメッセージを載せている。さらに、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督がイタリアのマッテオ・レンツィ首相とバナナを食べる姿をメディアの前で見せた。
 そしてロシアでは、ゼニト・サンクトペテルブルクに所属するブラジル代表フッキが自身のインスタグラムで、「俺たちは皆サルだ」とのメッセージと写真を挙げている。
 D・アウヴェスの人種差別行為に大胆かつ面白い方法で対抗したため、選手たちやサッカー界に拡がりを見せている。

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