「輝く今日を見つめて」2015.3.6

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「北九州の「レッドキャベツ」という食品スーパー」
そんな古いスーパーではなくて、20年ほど前から急激に店舗数を伸ばして話題になっていました。
7年前に、創業者のオヤジさんが亡くなって、その後20代の息子が継いだけど、
やっぱりうまくいかずに、イオンの子会社になったんや
この記事の中に、「自己資本比率が10%を下回ったから・・」って書いてあるけれど
それの何が問題やねん!?と思いませんか
ご承知の通り、自己資本比率とは「自己資本÷総資本」ですが、この比率は高ければ高いほど良えわけです。
なぜなら、貸借対照表の右側は、負債と純資産で構成されるんですが、負債が「他人資本」
純資産が「自己資本」と呼ばれてます。
この二つを足したものが「総資本」で、要は元手ですわ。
単純に言うと、「他人資本」は返さなアカン金、支払い手形とか借入金とか・・・・
「自己資本」は、資本金とか、儲けて税金を払った後の剰余金(内部留保)とか、要は返さんでも良え金
つまり、「返さんでも良え金」÷「返さなアカン金+返さんでも良え金」
この比率が高ければ高いほど、経営が安定していると言われます。(当たり前ヤン!?)
自己資本比率が40%以上あれば優良企業と言われますが、そんな中小企業はありません。
現実的には20%以上が望ましいと言われ、S玉県の、O社長の会社は、20%ですから望ましいわけです!
しかし、内部留保を高めれば麻生さんから「守銭奴」と怒られるし、
積極的に銀行から金借りて設備投資すれば、自己資本率が低下し株主に逃げられる!?
どちらにしてもこの世の中、
カネ!カネ!金太郎じゃん!!

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