【橋下氏、「小池知事こそ百条委で追及すべき」】
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大阪市長の橋下徹弁護士が２０日、ツイッターで、東京・豊洲市場の移転問題に関し
て、小池百合子都知事の移転延期決定の手法を批判し、「小池の意思決定こそ１００
条委員会で追及すべきテーマだ」とした。
　豊洲市場の地下水から環境基準の１００倍のベンゼンが検出されたことに対し「地
下水は飲むわけではないのでベンゼンが環境基準の１００倍であっても問題ない」
と。
　「こんなことは昨年８月末、小池さんが移転延期判断をしたときにも分かっていた
こと。つまり小池は専門家会議とじっくり議論もせずに移転延期判断をしたことにな
る。こちらの方が意思決定のやりかたとして大問題」と断じた。
　「豊洲建物についても都庁の担当部局と議論すれば安全であることは確認できた。
地下水についても専門家会議と議論すれば安全であることは確認できた」と指摘し
「その二つをすっ飛ばして、外部顧問チームの意見だけで移転延期判断をやった小池
さんの意思決定こそ１００条委員会で追及すべきテーマだ」。
　「水質モニタリングは市場開設の条件ではない。建物も安全であり地下水に環境基
準を適用させる必要もない」とし「都庁サイトの資料を読んだだけの僕でも分かった
こと。それらをしなかった小池の責任は重大」と論じた。
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