「輝く今日を見つめて」2014.01.08

情報↓
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消費に動き攻めの年に、増税前に大規模改装、天満屋社長、伊原木省五氏 日経新聞1月7日
――重点戦略は。
・「岡山本店を大規模改装する。通常の春改装は4月前後だが、今回は消費増税をにらみ2月
 の改装開業を計画している。駆け込み需要をしっかり取り込むとともに、店舗の魅力を高め、
 増税後も集客力を強化する。周辺整備を含め投資額は5億?10億円規模になる」
・「対象は主に婦人服・服飾雑貨を扱う1?3階部分。具体的には高級ブランド『フェラガモ』を
 店舗の顔となる1階に移すなど、百貨店らしさを打ち出す。新たに人気ブランドも複数導入す
 る。本店そばで建設中の新駐車場が10月に完成し、来店客の利便性も大きく向上する。
 (2日完成した本社棟への)事務所移転で空く周辺スペースの店舗化も検討する」
――セブン&アイ・ホールディングスと業務提携し、グループの天満屋ストアに今月、イトーヨー
   カ堂が出資します。
・「天満屋ストアの売上高は800億円程度。単独では先行きが厳しい。コスト削減には限りがあ
 り、積極展開には大手のノウハウを活用しながらスケールメリットを得るのが最善と判断した。
 セブン&アイのプライベートブランド(PB=自主企画)商品の導入や共同仕入れなどが検討材
 料に挙がっており、具体的な協議を始める」
――親会社間の資本提携に発展する可能性は。
・「全くない。今回の提携はセブン&アイと信頼関係を築く前提となるものだ。今後も基本的な経
 営体制は変わらず、天満屋グループとして主体的にやっていく」
――今後の店舗戦略を教えてください。
・「高松天満屋を3月に閉店して店舗再編は一段落する。少子高齢化など地方百貨店を取り巻く
 環境は厳しく、もう新しい百貨店をつくることはない。今後は小型店の出店加速など異業態の開
 発に力を入れる」
――今年の消費動向をどうみますか。
・「アベノミクス効果を受けて消費マインドは着実に改善している。消費税率が上がる4月がヤマ
 だ。増税後は反動減が出るが、長く続かないだろう。地方の消費動向は明るさを増している」
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