「ヲタの国から」

ゴールデンウィーク、僕は、ニコニコ超会議に参加してきたわけで。
みなさん、ごきげんよう。
4月29日幕張メッセで開催されたイベント「ニコニコ超会議」、行ってきました。
ニコニコ動画という動画サイト主催の文化祭といった感じです。
入場するとすぐ両脇に痛車が展示されております。一般道を走る痛車とはひと味違い、道路交通法を無視して展示用にデコレーションした、クオリティの高い作品ばかりです。同じ場所に集まると、躍動感があり、見ていて熱くなります。
場内を歩いていると、アニメやゲームのキャラクター衣装をまとったコスプレイヤーさんが目にとまります。ボーカロイド衣装の人気が高く、大勢の初音ミクに遭遇しました。
各ブースごとに無料配布物があり、私は、DAIGOさんのCMでおなじみ「ヴァンガード」の試し読みコミックやトレーディングカード、痛車用のステッカーをもらいました。
時間によっては、有名人や声優のトークショーを見ることもできます。我々は、SDN48の双子ユニット・ナツアキさん、小室哲也さんとデーモン小暮閣下さん、声優やアイドルユニットのトークショー、メイドカフェのステージも観覧しました。
そのほか、のど自慢や踊るコーナー、運動場、自衛隊ブース、ホリエモンと記念撮影、神社、結婚式…ここでは紹介しきれないくらい盛りだくさんでした。
私が気に行ったのは、メイドカフェのステージです。振付は簡単で、手振りを真似する客もいました。そして、観客に目線と人差し指でビームを送るとき、ハートでキャッチする客もいれば、目当てではないメイドのビームをよける観客もいました。私はホールで踊るツインテールのかわいいメイドが気に入り、ビームを受けとめようと期待したのですが、オーダーが入ったようで、いつのまにかどこかへ行ってしまいました。
アニメ・ゲーム・漫画を総合して「現代視覚文化」という学問らしい呼び方があり、大学の学問として取り入れられる傾向にあるそうですが、一般的には「ヲタク文化」として蔑視されているようです。たしかに「ヲタク文化」を知らない方々にとってこのイベントは衝撃的かもしれません。しかし、海外では「ヲタク文化」が高く評価されていると聞きます。別のイベントで海外のアニメや漫画が紹介されていましたが、和製ほど興味をそそるものはなく、日本のクリエイターの抜群のセンスと優秀さを感じました。ヲタク学をたしなみ、ニコニコ超会議というイベントに参加できたことを誇りに思います。
以上、ヲタの国からのレポートでした。