「輝く今日を見つめて」2013.11.12

情報↓
————————————————————————————–
わらべや日洋/さいたま市に工場建設   Lニュース 11月11日
http://lnews.jp/2013/11/f111114.html
・わらべや日洋は11月11日、新たに浦和工場を建設すると発表した。
・主要取引先であるセブン-イレブン・ジャパンの積極的な出店やチルド温度帯商品の需要増加
に対応するため、生産能力の拡充をを目的に、埼玉県さいたま市に新工場を建設する。着工
は2013年11月、竣工は2014年4月を予定している。
■新工場の概要
建設予定地:埼玉県さいたま市桜区桜田3丁目 延床面積:4791?
投資総額:26億8100万円(土地は賃借の予定)仕様:鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根3階建
主要設備:炊飯ライン、過熱蒸気調理ラインおよび排水処理設備
生産能力:10万食(チルド温度帯商品)
鶏肉商品開発へ新会社、 ユニー杉本食肉と共同出資、ブロイラー事業買収 日経新聞中部 11月12日
・ユニーグループ・ホールディングスは11日、食肉卸や小売・飲食店の杉本食肉産業(名古屋
市)と共同出資会社を設立し、鶏肉の生産・加工・販売業のタッキーフーズ(愛知県小牧市)か
らブロイラー鶏肉事業を買収すると発表した。ユニーグループの店舗で扱う鶏肉を柔軟に商
品開発できるほか、生産計画が立てやすくなることで原価低減にもつなげる。
・買収額は明らかにしていない。2014年1月6日付でユニーグループが35%、杉本食肉が65
%出資する「タッキーフーズ」を設立し、現タッキーフーズから事業を譲り受ける。タッキーフー
ズの鶏肉は売り上げの約8割をユニーグループが占めていたが、これまで資本関係はなかっ
た。
・杉本食肉は子会社がユニーグループのスーパー内にテナント出店しているが、牛肉が中心で
鶏肉は手薄だった。新会社を通じ鶏肉を拡大する。
丸紅狙う爆食・中国のアキレスけん   日経新聞 11月12日
・いまだ冷え込んだままの日中関係。日本企業の多くは対中投資に及び腰だが、丸紅は中国
を舞台に穀物メジャーを目指す勝負に出た。今年7月に米穀物大手ガビロンを買収。ターゲ
ットは世界最大の食料消費国として知られる「爆食」の国、中国だ。
・ガビロンの買収額は2700億円。丸紅にとって過去最大のM&A(合併・買収)だったが、中
国当局は合併認可で厳しい条件を突きつけた。重要な穀物の一つ、大豆の供給者として丸
紅の存在感が大きくなることを警戒、大豆ビジネスに制限をつけた。ところが、丸紅は冷静
沈着だ。トウモロコシなど他の穀物に商機を見いだそうとしている。丸紅にとって、穀物ビジ
ネスの拡大は、「総合商社5位」という定位置から抜け出す近道だからだ。
・一方、中国政府も、13億人の胃袋を満たすためには、丸紅の調達力を無視できない。丸紅
と中国は相互の利害が一致する関係に近づいている。

三菱食品/マルイチ産商と包括提携、物流拠点の相互活用協議   Lニュース 11月8日
http://lnews.jp/2013/11/f110830.html
・三菱食品とマルイチ産商は11月7日、包括業務提携を締結し、水産品流通におけるサプライ
チェーン構築に関する取組み、人材交流、営業拠点・物流拠点の相互活用など協議、検討
する。
・水産品の調達力と販売力に強みを持つマルイチ産商と、全国に販売・物流網を持ち、マーケ
ティングカに強みを持つ三菱食品が包括業務提携を結び、消費変化に応じた水産品流通に
おけるサプライチェーンの構築に取組む。そして拡販する。

事業者向け相談窓口設置へ=虚偽表示Q&Aも平易に?消費者庁   時事通信 11月11日
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013111100902
・消費者庁は11日、メニューなどの表示の在り方について事業者から相談を受け付ける窓口
を近く開設することを決めた。景品表示法の定義などをまとめ、同庁ホームページ(HP)に
掲載されている「表示に関するQ&A」も、平易に改める。
・ホテルや大手百貨店などで虚偽表示が相次いでいることから、景表法の規定について、実際
にメニューをつくる現場の担当者らの理解を深める必要があると判断した。

食品関連を一斉調査、虚偽表示、政府方針、年内にも指針   日経新聞 11月12日
・食材の虚偽表示が全国に広がっている問題で、政府は11日、消費者庁や農林水産省、
経済産業省など関係11省庁の局長級を集めた緊急会議を官邸で開いた。問題が発覚
したホテルや百貨店のほか、外食や小売りなど各省庁が所管する食品に携わる全ての
業界で、虚偽表示の実態などを一斉調査する。結果を踏まえ、年内にも景品表示法のガ
イドライン(指針)をまとめる方針を確認した。
・この日の会議で菅義偉官房長官は「偽装の速やかな是正を求めるとともに、景品表示法
の分かりやすいガイドラインを早期に策定し、表示適正化の態勢強化に取り組んでほしい」
と指示した。
・消費者庁は当面の対応策として、事業者からの景表法違反になるかの問い合わせ窓口を
設置するほか、業界団体への同法説明会の開催などを早急に実施するとした。
・調査では、低温配送サービスで温度管理の不備が発覚した宅配業者も食の信頼を損なう
問題として、実態を調べる。第2回の関係省庁会議で集約し、指針に反映させる。

日本の食品誤表記問題、消費者にも責任あり=SP華字メディア   サーチナ 11月11日
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1111&f=national_1111_034.shtml
・日本国内で食品の誤表記問題が相次いだことについてシンガポールのメディア・聯合早報は
8日、台湾での食品問題と比較して日本の問題は消費者にも責任があるとする社説を掲載し
た。記事は、美食で有名な台湾と、品質の高さに定評のある日本で近ごろ食品にかんする問
題が生じたと紹介。一方で、消費者が被害者になったといえる両者の問題をよくよく観察して
みると、性質上明らかな違いがあるとした。
・台湾の食用油偽装問題については、政府が優良メーカー証書を発表した業者が偽装を行った
と解説。少しだけ高いお金を出して安心のブランドを選ぼうとした消費者は「まぎれもない被害
者だ」とした。
・しかし、日本の問題については、虚栄心を満たしたいとする消費者心理が食材の誤表記を生
んだと論じた。消費者が品質を重視すれば業者は品質工場に力を入れ、労働者の権利を重
んじれば市場の動向はフェアトレード製品にシフトするように、消費者の意識が市場や業者を
大きく左右するととともに、物の価値を決める大きな要素は消費者の知恵であるとした。
・そして、日本の問題ではもちろん業者に過失があるとしたうえで、何も考えずに大金を払って
消費活動を行ってきた消費者にも「完全に過失がないと言えるだろうか」と疑問を呈した。

偽装米、8割が中国産…イオンは危険な食品だらけ?告発本は即撤去の横暴 BIZ/JOURNAL 11月11日
http://biz-journal.jp/2013/11/post_3298.html
・「週刊文春」(文藝春秋/10月17日号)が掲載した『「中国猛毒米」偽装 イオンの大罪を暴く』
が波紋を呼んでいる。この記事は、流通大手イオンで販売された弁当などに産地偽装された
中国米が混入していたこと、さらにイオンの検査体制のずさんさや、仕入先の卸売会社との
不透明な関係、全商品の8割が中国産であることなどを告発したものだ。
・これに対しイオンは「記事の内容は事実に反する」として謝罪と雑誌の回収などを要求。これ
を拒否されると、1億6500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。だが、イオン
の取った措置はそれだけはない。全国のイオンやイオングループ傘下のミニストップなどの直
営店から「週刊文春」を撤去してしまったのだ。結果「週刊文春」はイオンから姿を消した。こ
れは言論に対する暴挙だとして「週刊文春」側も「読者の知る権利、報道の自由を失わしめ、
誠に遺憾」と反発している。
●過去にも書籍を撤去しているイオン
・しかし、イオンがこうした手段を講じるのは今回が初めてではない。「以前にも、イオン内の書
店から“危ない本”として認定され、大量返品、撤去されてしまった書籍が存在するのです」(取
次関係者)
・それが『プライベートブランド食品の危険度調べました』(三才ブックス/渡辺雄二)というムック
本だ。セブン&アイホールディングス、イオン、サークルKサンクス、ローソン、ファミリーマート
など、大手流通企業が展開するプライベートブランド(PB)に含まれる食品添加物を、科学ジャ
ーナリストである著者が徹底調査、その危険度に応じて「不可」「可」「良」「優」と4段階にランク
付けしたもの。
・例えば、ハンバーグやミートボールなどの人気肉系惣菜では、セブンプレミアム(セブン&アイ)
のデミグラスソースハンバーグは、添加物が多くカラメル色素も使われているので「可」、ファミ
リーマートコレクションのスモークタンは亜硫酸Naが添加されているので「不可」。また洋風スイ
ーツの項目では、セブンのショコラクランチ&ティラミスがアスパルテームやカラメル色素が使
われていて「不可」、ローソンのプレミアム純正クリームチョコレートは添加物を使っていないの
で「良」といった具合だ。ほかにもサラダ、ジュース、冷凍食品、菓子パンなど、それぞれ発がん
性、遺伝子組み換え、添加物の危険性も記されていて、消費者にとって危険な商品から身を守
るテキストになっている。
・もちろんイオンブランドのトップバリュ商品も多くランク付けされている。マカロニサラダ「不可」、
乳酸菌ウォーター「不可」、わかめスープ「可」、もずくスープ「良」など。中には高ランク「優」が
付いた有機野菜ミックスなども存在する。「しかし、イオンはどうやらこのムック本がお気に召さ
なかったらしく、発売から1カ月もたたずに、ほぼ全てが返品されてきました」(前出の取次関係
者)
●食品の危険を指摘されると過剰反応
・さらに“危ない本”はこれだけではなかった。同じく渡辺雄二著の『食べるなら、どっち!?不安
食品見極めガイド』(サンクチュアリ出版)も、同じ憂き目に遭ってしまったのだ。
・この書籍はポテトチップスやハムなど加工食品をメーカー、ブランド別に「食べるならどっち?」
と勝負させ、原材料や添加物の危険性を比較紹介する。「ポテトチップスはカルビー派か、湖
池屋派か?」といった具合だ。もちろんイオンのトップバリュはここにも登場する。ポテトチップ
スのコンソメ部門では、湖池屋と比較され、「『食べるならこっち』として湖池屋、イオンは『こっ
ちはダメ』」と評され、あえなくイオンの負けという結果になっている。だが、イオンも負けてばか
りではない。加工食品の王様ともいえるハム・ソーセージ・ベーコン部門では丸大食品、プリマ
ハム、日本ハムという老舗食肉メーカーを退け、勝利を飾っているのだ。
・これで撤去措置というのは、イオンは過剰反応ではないか。そもそも、本や雑誌を扱う書店も
また、言論や表現の自由の一翼を担う存在なのだ。抗議や訴訟、流通を握っていることをか
さに特定のメディアを排除するのは、その自覚が足りないといわれてもやむを得ないだろう。

ハム4社の中間決算、7月値上げの日ハムと伊藤ハムは増益   産経BIZ 11月11日
http://www.sankeibiz.jp/business/news/131111/bsc1311112019001-n1.htm
・ハム大手4社の2013年9月中間連結決算が11日出そろった。原料の高騰を受けて7月に
値上げした日本ハム、伊藤ハムは増益となったが、9月に値上げした丸大食品と冷凍食品
の自主回収が響いたプリマハムは減益だった。売上高は4社とも増収となった。
・最大手、日本ハムの最終利益は前年同期比96・3%増の76億円となった。食肉や加工食
品が好調だった。景気の回復傾向を受けて高価格帯のハムが中元商戦で売れた。売上高
は10・0%増の5461億円だった。
・伊藤ハムは最終利益が約2・9倍に増加。テレビCMなどの販売促進策でハムの売り上げが
伸びた。千葉県船橋市の工場売却益も貢献した。
・プリマハムは冷凍ロールキャベツの回収で、約7億円の特別損失を計上し減益となった。丸
大食品は原料高による販売価格への転嫁が遅れ、利益を減らした。

丸大食品/通期は減益予想に引き下げ、4?9月期は36%減益   Maker News 11月11日
http://makernews.biz/201311111438/
・丸大食品は11月11日、2014年3月期第2四半期(4?9月期)連結決算を発表した。
・売上高は1051億2800万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は11億4000万円(38.4%減)、
経常利益は13億2400万円(29.0%減)、純利益は5億8600万円(36.1%減)だった。
・ハム・ソーセージや調理・加工食品などを扱う加工食品事業は、1.4%減収。ハム・ソーセ
ージは0.1%増となったが、調理・加工食品は3.5%減。セグメントの営業利益は31.7%減。
原材料費の高騰や競争激化を受けた販売価格の下落などにより圧迫された。
・一方、食肉事業は11.3%増収となった。国産牛肉や輸入牛肉の相場が堅調に推移した。
もっとも、仕入価格の上昇などにより、セグメントの営業損益は1億8700万円の赤字(前年
同期は1億100万円の黒字)となった。
・低調な4?9月期決算を受け、通期予想を下方修正した。売上高を従来予想の2200億円か
ら2170億円(前期比4.8%増)に、営業利益を40億円から30億円(9.5%減)に、経常利益を
42億円から33億円(8.5%減)に、純利益を22億5000万円から15億円(26.1%減)に、それ
ぞれ引き下げた。

グリコハムのエスフーズグループへの参加に際して   エスフーズ 11月11日
http://www.sfoods.co.jp/investor/pdf/index/press128.pdf
・本年10 月30 日に開示致しました通り、2014 年1 月14 日をもって、グリコハム株式会社が
エスフーズグループに加わることになりました。
・エスフーズグループは、牛・豚の生産から、食肉の生産、食肉加工製品の製造、食肉商品・
製品の卸売、一般消費者への小売・外食と、食肉に関わる川上から川下まで一貫した事業
を進めています。その中で現在の最重要課題は、製品事業(食肉加工品等の製造と販売)
の強化です。当社の主力製品として、「こてっちゃん」や「もつ鍋」がありますが、全体の売上
の中では製品の比重は高くありません。
・グリコハムは、ハム・ソーセージの豊富なラインアップと高い製造技術、開発能力、製品営業
力を有し、当社に欠けている様々な力を持っています。現在のエスフーズの持つ力に、グリ
コハムの新たな力が加われば、大きなシナジー効果が生まれるものと期待しております。
・株主様、お取引先様、その他関係者様におかれましては、これまでと変らぬご厚誼を賜りま
すようお願い申し上げます。

————————————————————————————–